去年に続いて、夏場のバンコクだ。去年は6月のはじめで、雨季の前だったけど、今年は6月の終わり。バッチリ雨季だそうだ(^◎^;)。そのおかげで気温は低いらしいけど。でも湿度は信じられないくらい高いらしい。つまり蒸し暑い(^◎^;)。
多少の不安を感じつつ、飛行機に乗ったのだ。今回の旅は朝の便で出発し、深夜便で帰る（日本に着くのは翌日の早朝）という日程。10時10分に関空発だからその2時間前、つまり8時過ぎには空港に行かないとだめ。ということは家を6時半には出ないと。う〜。眠たいぞ。でも飛行機の中で寝られるしな。
というわけで、難なく関空到着。チェックインもスムーズに、8時半には出発ゲートまでたどり着きまして。まだ1時間以上も余裕がある。家から持ってきたお茶とおやつで休憩。そのあと、ぶたこはベンチで横になって仮眠。

急遽出発を取りやめた団体がいたらしく、荷物の出し入れに少々手間取ったものの、ほぼ時間どおりに出発。今回の飛行機はシンガポール航空。初搭乗だ。客室乗務員さんの制服がかわいい。色っぽい。しかも美人揃い。うれしいな(^◎^)。しょっちゅう来るのはチーフの人で、男性でしたけど(^◎^;)。日本人の乗務員さんも居てはって安心。機内食はまあまあ。ご飯がおいしかったけど、サラダは解凍が不十分なのか、ぱさぱさ。ま、デザートのアイスがおいしかったから許したろ。
飛行機は設備充実。各席ごとにスクリーンがあるタイプ。映画だけで15チャンネルあって、自分の好きなものを選べる。前にニューヨークに行った時みたいに、映画の長さの都合で途中バラバラに始まるんじゃなくて、1回放映が終わったら、短い映画の後には別の番組が用意されていて、2回目はまたいっせいに始まるようになっている。これはうれしい。やるやん、シンガポール航空。わたくしは「Phone Booth」っていうサスペンスものと「13階段」っていう、反町隆史主演の日本映画を楽しみました。「Phone Booth」は英語で、中国語の字幕。結構面白かった。「13階段」は、途中まではよかったんやけど・・・。ラストは余分。2時間ドラマの色に戻ってしまった。
3人席の通路側2つに、ぶたことふたりで座ってました。窓側にはインド系の顔立ちのお兄さん。最後までしゃべることもないだろうと思ってたんですが、バンコクに到着寸前、窓の外のタイの田んぼをみて「ビューティフル！」とか言ったのをきっかけに話がはずみまして(^◎^;)。
今年から京都に住んではって、大学院で講師をしてはるんだそうで。お国はオーストラリア。まだ日本に来て半年ぐらい。今回は「リサーチ」のためにシンガポールまで行くんだって。お母さんはバングラデシュ。それで彫りの深い顔立ちなのね。ちなにみバングラデシュの言葉は、日本語と文法が似てるそうです。主語の後に目的語が来るのね。だから自分は日本語がそれほど難しくない、とおっしゃってました。名刺交換までしてしまいました。

昨年、ニュージーランドの語学留学の帰り、ストップオーバーで5日間滞在して、久しぶりにたこぶと再会した思い出のバンコク。25500円という格安航空券を歩き方ドットコムで見つけ、思わず購入してしまい、再訪が実現しました。

機内でお隣に座った人との関係は・・・
あんまり早くから話し始めてしまうと、乗ってる間ずっと存在を気にすることにもなってめんどくさいもんです。機上時間の後半ぐらいから、だんだんというぐらいがいいのかも。この学者さんは、バンコク郊外の農村景色に、いたく感動されたようです。自然の美しさというよりは、たんぼの図形の連続が芸術として綺麗だったというイメージ。デジカメを取り出して、しっかり撮影してはりました。
学者さんだけあって、面白いところに感動しますね。娘さんにピアノを習わせたいと、京都でいい先生がいたら紹介してくれと言われました。外人の子どもにピアノ教えたら、英語、上達しそうですね(^oo^)

空港バスの中です。ボロいバスやった(^oo^;)

空港バス乗り場でチケット売ってる机

さて、無事にバンコク到着。飛行機が着陸した後、大きく横揺れしてびっくりしたけど(^◎^;)。空港の両替所で2万円を両替。＝6832バーツね。
前回は、到着が夜中だったこともあって、リムジンタクシーでホテルまで行ったけど、今回はよりチープな空港バスに挑戦。到着ゲートを出て（ゲートを出たところには黒山の人だかり。旅行会社の現地添乗員ってのも居てはるけど、タクシーの客引きもたくさん。わたしらも声をかけられた）バス乗り場へ。ビルの外に出るとムッとする。ほんま蒸し暑いわい。
バスのチケットを買い（歩道にテーブルを出している。ここがチケット売場やとよーわかったな＞ぶたこ）、すぐ前に止まっているバスに乗り込む。ホテルのすぐ前には止まらないので、降りたところから少々歩くことになるけど。ま、今回は荷物は少ない（軽い）からどうってこたあない。
バスは快適にハイウェイからバンコク市内に入り、渋滞に巻き込まれつつ目的地へ。バス停のようなものがあるのかないのか、よく分からない。目印はワールドトレードセンター（WTC）ビル。でかい商業ビルやからすぐわかるはず。その前で停まるはず。そしたら降りたらええねん。
渋滞の中、何回かバスが停まって、お客さんが降りていかはる。降りる人しかいないのでチェックも何もないのね。
しばらく走ると、右手にでっかいビル。去年もお世話になったWTCや。その向かいにバスが停まってドアが開く。さあ、ようやくホテルに行けるぞい。

バスが停まったところからホテルまでは5分もないくらい。去年泊まって、部屋の快適さと朝ご飯の豪華さと、もちろん価格(^◎^)に満足したので、同じホテルに泊まることにしたのだ。ル・メリディアン・プレジデント・ホテル。隣にはロイヤル・メリディアンという、さらに高級なホテルがあるんだけど、そこまで高級でなくてもね。
チェックインで朝食の説明。今、食堂は工事中なので「朝食はロイヤル・メリディアンの食堂でお願いします」へえ？　で、食事付きってなってた料金の方は？
「もちろん、追加料金はいただきません」
おーっ！　それってひょっとしてラッキーちゃうのん？

チェックインも無事済んで、ホテルの部屋でひと休み。室内チェック。
ひととおりのものは揃ってます。ありゃ。スリッパがない。まあ、後で買いに行こう。冷たい水がポットに入ってるけど、湯沸かしはありません。コーヒーとか紅茶とかのサービスもナシ。冷蔵庫もあります。ペットボトルを買ってきても入れられるくらいの余裕はありそう。ベッドも快適（ツインです）。ほんま、十分な広さです。
しばらくして、お腹もすいてきたので、さっそく買い物へ。まずはWTCから。

日本よりは桁外れに暑かったり、ムシムシしたりしているのかなと、覚悟としていたのですが、空港に降り立ったみて、日本の梅雨と同じようなものかなという印象です。レートは、１バーツが２．９２円ってところ。日本で両替するより現地の方がいいようです。空港の銀行で両替しました。

前回は、たこぶが書いてるように、豪華にリムジンで移動。といってもリムジンでホテルまで６００バーツ(1800円)という安さなんだけど。タクシーは、メーター式と、交渉式があるようで、空港からホテルまでは高速代金も含まれるということで、たまぁに悪質な運転手がいて、わざと遠回りしたり、高額な手数料を要求したりするらしいです。
そういう神経を使うのが面倒なので、今回は、事前にウェブで調べて空港バスに挑戦。一人一律１００バーツ(300円ぐらい)なので、二人だとタクシーと同じぐらいにもなるらしいんだけど、交渉しなくていいし、乗合でクーラーもきいてるし、面白いから乗ってみました。事前の調査で、Ａ１−Ａ４まである路線のうちＡ１の路線がワールドトレードセンターを通るとわかったので、それを利用。

たこぶも書いてるけど、入国審査を終えて出口から出てくると、すんごい迎えの人だかり(@oo@)びっくりするぐらい。ほんまに黒かった。で、その中を歩きはじめると「リムジン？タクシー？」と次々に声がかかります。ここでひるまず「エアバス！」と答えると、潮が引くように去っていくのです。
空港バスの乗り場は、写真などでイメージをつかんであったせいか、すぐわかりました。英語も通じて、無事チケットも買えたし。順調！

ＷＴＣ前で降りて、ホテルに向う短い道のりは、バンコクリハビリに丁度よかったです。新しくできたゲイソンプラザや、ビッグＣのビルが賑やかで、以前よりもホテルの近所が元気になってました。

チェックインも、ＨＩＳで二人で３泊２万円プラス最後の日午後６時までのレイトチェックアウト３５００円を払って、クーポンにしてあったので簡単。でも、「キャンペーンしてます。○十米＄払ったら、ロイヤルメリディアンに変えられるよ」としっかり勧誘が。でも私は「去年泊まって、このホテルが気にいってるから、また今度ね(＾oo＾)」とあっさり断りましたとさ。朝食は、となりの倍ぐらいの値段する同じメリディアン系列のホテルでとれるんだから、お得って感じかな(＾oo＾)

このル・メリディアン・プレジデントは、古いけど、本当に回りにお買い物スポットが近接していて、スカイトレインの駅前で、便利です。ちょくちょく荷物を置きに帰り、休憩もできるし。古いといってもシャワーはジャンジャン出るし、設備的には問題ないし。隣のホテルも含めて、ホテルのスタッフがとてもフレンドリーなのも好き。これで一泊一人３５００円程度(朝食込み)なのはお得だと思うなぁ。レイトチェックアウトも、一泊分請求するところが多いらしいけど、ここは半額だったし。よろしよろし。

ホテルに着いてベッドでくつろぐ。
ハナクソほじくってます(^oo^;)

鏡台のあたり。落ち着いた色合いで
いい感じの家具です。広さも十分

WTCは映画館（シネコン）も入っている総合ショッピングビル。フードコートもある。バンコクでは「クーポン食堂」といって、入口でクーポン券を買って中に入り、それぞれの店にはクーポン券で払うシステム。ぶたこが楽しみにしていた「カオ・マン・カイ」（鶏飯）を頼む。大きなスープ付で30バーツ。中華料理っぽい。ご飯が思ったよりおいしい。タイ米がまずいと言ったのは誰だ！

お腹が落ち着いたところで、映画のチェック。去年もここで3本も見たもんね。1本120バーツ（360円）とリーズナブルなのだ。面白いのをやってたらええのにな。
映画館についてびっくり。6館あるスクリーンのうち、4つまでが「チャーリーズ・エンジェル」。うーん、これでお客が入るってことやねんなあ。1作目をテレビで見たけど、たいして面白くなかったよなあ。あとは1つが時間によって4本ぐらいの映画をやっている。今からやと、面白そうなのがないよなあ。というわけで、今日は映画はあきらめ。明日になったら番組が変わってるかも・・・というかすかな期待を持ちつつ。

ＷＴＣは、ホテルから歩いて３分もあれば着きます。スカイトレインのチットロム駅近く。伊勢丹とＺＥＮという二つの百貨店がはいり、レストラン街があり、クーポン食堂があり、映画館があり、その他テナントがたくさん。可愛い服売ってるところもいっぱいあるので、ここをウロウロするだけで、かなりの満足度です。この時期、雨が多いバンコクでは、一つのビルの中で買い物し、映画を見て、食事し、お茶も飲み過ごすってことできると便利ですな。

映画館は、去年と同じ値段でした。指定席で１２０バーツ。画面に空席情報が出ます。「１２時１０分○○」と時間と映画の名前をいい、人数を告げるとこの座席図を出してくれるので、ここって指差したらＯＫ。英語も通じます。映画がはじまる１０分ぐらい前になったら、タイ語と英語と両方で「入場してねぇ」とアナウンスしてくれるので大丈夫。映画館の中は、冷房がきついので上着持参は必須です。あっそれから、国王をたたえる歌が映画が始まる寸前に流れるので、その時は起立すること。バンコクで映画鑑賞ってのも面白いですな(＾oo＾)

ＷＴＣのクーポン食堂。
こんな風にお店のカウンターが並んでる

クーポン食堂で食べたカオマンガイ
香港で食べる白切鶏飯に似てる

WTCをあとにして、その向かいにあるスーパーマーケット「BigC」へ。去年もここでサンダルやらお菓子やらおみやげやらをいっぱい買ったのだ。どうやらリニューアルした、というか、新しく大きな店ができたらしいという情報を聞いていたのだった。
店に行って、その大きさにびっくり。去年も「結構広いやんけ」と思ってたけど、その倍以上になっとる。なにやらイベントの最中らしく（タイ語で書いてあってもちんぷんかんぷん）店の前にはでっかいバイクやら、真新しい自動車やらが置いてある。店の中に入っても、通路にクルマがでんと置いてある。1階の広場みたいなところにも、ところせましとクルマがありまして、スクリーンとちいさな舞台らしきもの（何もやってなかったけど）がありまして、どうやらモーターショーもどきのことをやってたようです。
ともかく、ひととおり見て回ることにしまして。一番上の階はフードコート。ぐるっと回ったらマクドナルドが目に入りました。ソフトクリーム7バーツ、チョコレートソフトクリーム9バーツ（21円と27円！）。ちょっとお腹に入れたいな(^◎^)。休憩もかねてベンチに座っていただきました。クリームの味がうまい！

落ち着いたところで、それぞれの売り場を探検。去年も買ったサンダルと同じものが1足17バーツ。思わず3足買ってしまいました。
ひととおり売り場を見回って（今日あわてて買うことはないからね)、最後に食料品売り場へ。ラーメン10個入り、えびせん（辛そうなの(^◎^;)）を4袋、トリートメント（ホテルになかったので）、ミネラルウォーター（2リットル）、調理パン（ホテルで休憩するときのおともね）、切り売りのフルーツ（スイカのパック、3種（ドラゴンフルーツ、ブドウ、メロン）盛り合わせ）、メロンジュース（200ml×6パック）を買って、ホテルに戻る（ほとんど、部屋でくつろぐ体制やな）。

部屋に帰って、クローゼットを開けたらそこにスリッパがあった(^◎^;)。なんや。せっかくサンダル買ったのに。でも欲しかったからええのだ。
部屋でテレビを見ながら、フルーツとパンで夕食。スイカはおいしかった。日本のより甘いような気がする。果物盛り合わせ、ドラゴンフルーツは「？？？？」な味。もうちょっと熟れないとだめなのか。ブドウはまあまあ。びっくりするほどじゃない。メロンは・・・かすかにそれとわかる程度(^◎^;)。ちょっと失敗したかな。

雨季ということで雨を覚悟して出かけたんだけど、曇りつつも大雨にはならず。ツイてるかも。雷はなってたけどね。

ちょっと早いけど、お風呂に入って、テレビを見ながらお休みなさい。朝、早かったからね。もう眠たいの。時差もあるし（って2時間だけやけど）。

ビッグＣは、ほんと便利なスーパーです。去年少し大きな道から入ったところにあったんだけど、丁度斜め隣ぐらいの大通り沿いに移動しました。ゲイソンプラザの並び。ＷＴＣのまん前になります。一階は、ジョルダーノをはじめ衣服系のテナントが入り、２階はスーパーの食料品の部。野菜、肉、お菓子類、調味料などの他、惣菜類もその場で作っていたり、パン売り場も充実してました。南国の果物もいっぱいで、外で食べるのもいいけど、ここで買って帰ってホテルでゆっくりってのも安くてリッチに楽しめます。飲料類も怪しいのがいっぱい。こういうのは持って帰れないから、現地で楽しむに限りますね。三階は、シャンプーなどの薬局ものや衣服類、履物類、かばんなど、かわきものっていうのかな、色々あります。一般のショッピングセンターに入ってるお店よりも、どうかなぁ、半額ぐらいのものも多くて、全部がいいわけじゃないけど、趣味が合えばお得です。

私たちは、ここでは、サンダルがお気に入り。南国はサンダル文化なので、履きやすくて安いのがいっぱい。１７バーツのサンダルは、去年買って家の中でスリッパ代わりに愛用してます。かっぱえびせんとか、ラーメンもトムヤム味やら、タイぃぃって感じの味付けがいっぱいで面白いです。

それから、ソフトクリーム！日本のマクドでも、今１００円ソフトってのがあるけど、その同じソフトが、向こうでは７バーツ！２１円です。でもって、チョココーティングバージョンってのが、また美味しいの。ソフトをしぼった後、チョコのお風呂みたいなのに、くいっとつけて持ち上げるとコーティングの出来上がり。このチョコの味や、クリームの味が、ケンタッキーや、バーガーキングなど、お店によって違っていて、食べ比べると面白いです。そう、どのファーストフードのお店でも、このタイプの安いソフトをやってました。ソフトクリームファンにはたまりません(●＾oo＾●)

ってことで、一日目は、飛行機に乗って疲れてるし、早めにお休み。
テレビは、スターチャンネルや、ＣＮＮ、ＢＢＣなど英語チャンネルが充実していて、日本のＮＨＫワールドも見られます。これをずっと見ながら、とっても快適なベッドに横になってるだけで、すんごく贅沢な休日気分。

無理して動き回らなくても、こういう過ごし方もええもんです(＾oo＾)

大通りに面した新BigC
今年できたばかりだとか

ソフトシリーズその１
安くておいしかった

かっぱえびせんタイ編
なぜか「ありがとう」の文字が(^oo^;)

その隣に見えるのはホテルたち。
私たちのホテルは右側のビルの
裏側にあります。

スーパーで買ったカットフルーツ。
スイカが甘かったです

１７バーツのサンダル
足つぼを押す感じで快適