トップページに戻る

(^◎^)たこぶの香港旅行記(1999年9月15日〜18日)
ぶたこぶふぁみりぃ香港道中(^◎^)

1日目 2日目 3日目 4日目


(^◎^)ぶたこぶふぁみりぃ香港珍道中(^◎^)一日目
1999年9月15日
一日目:
朝、目が覚めたら雨でした(;◎;)雨の中、上本町の近鉄百貨店前の空港バス乗り場へ。ここから関空までバスに乗って行くのです。はて、待ち合わせているはずのおかあさんは、と周りをみまわすと、伊丹行きの列に並んではりました(^◎^;)

関空に着いたら、さらに激しい雨。ホンマに飛ぶんかいな、と心配しましたが、なんとか大した遅れもなく飛び立つことができました。香港までは約4時間の空の旅。いやあ、あっというまですな。

香港空港についたら、大阪ほどではないにしろ、けっこううっとおしいお天気。香港空港はめちゃくちゃに広い。しかもわたしらの飛行機がおりたったのはどうやらその端っこの方やったらしい。動く歩道を6回ぐらい乗り継いでようやく入国ゲートに。ふうふう。

旅行会社のバスでホテルに直行。といってもまずは九龍側のカオルーンホテルに寄ってから(今回は2つのホテルに予約があったらしい)。で、カオルーンについたら、わたしら以外の人は全員降りはりました。香港島に泊まるのはわたしらだけだったのね。海底トンネルを通って香港島へ。ホテルは高級・豪華なアイランド・シャングリラ。おかあさんと一緒じゃないと泊まれそうにないホテルです。ホテルの部屋は50階(゚◎゚)。ちなみにこのホテル、56階建てなのでした。香港は高層ビルだらけ。40階、50階なんてのはざらにあるんです。しかもいたるところで建設中。中国独特の竹を編んだ足場が、40階、50階の高さまで組まれているんです。おぉこわー。

さて、荷物をかたづけて、いざ香港の町中へしゅっぱあつ(^◎^)まずは地下鉄(MTR)で銅鑼湾(コーズウェイベイ)のタイムズスクエアに。ここで旅行証を見せれば、フェリーとトラム(2階建て路面電車)が乗り放題になるカードをくれるんです。カードをゲットして、トラムに乗り込み、北角(ノースポイント)へ。ここの市場の2階にある食堂「東寳小館」が、安くてうまい、しかも観光客が少ないかくれた名店、という情報をインターネットでつかんでいたのでした(^◎^)観光ガイドには全然載っていない店なの。で、行ってみたら、これがなんというか、中国風フードコートというべきか。横長のフロアに椅子とテーブルが雑然と置いてあって、一方の壁にお店がずらり。目当てのお店の前に座って料理を注文しました。4品ほど。でも食べ切れなかったですが(^◎^;) 量、多ーい(^◎^;)噂にたがわずおいしかったけどね。いつもは人がごった返しているらしいのですが、何せ天気が悪かったので(この時点で台風シグナル3になっていたらしい)がらがらでした。時間も早かったしね。6時前だったかな。

さて、食事の後は買い物(グルメアンドショッピングツアーなのだ)ふたたびトラムに乗り込んで、来た道を引き返します。コーズウェイベイ駅のまえにそごう(日本のそごうですぞ)がありまして、その中にぶたこが大好きなローラアシュレイがあるのです(^oo^)お店のお姉さんは片言の日本語が通じて、あれこれと物色した末、スラックスを一着ゲット。お姉さんに「牛乳プリン」のお店の場所をききました。地元ではそのとなりにあるお茶やさんの方が有名なので、分からなかったらそのお茶やさんの場所をたずねるといいことも教えてくれました。それと「いま台風のレベルは3ですが、これが8になったら大変です。お店もクローズしないといけません(^o^)」なんて話しをしてました。そのときはそんなこともあるのか、ぐらいにしかきいていなかったんですが・・・(^◎^;)

お姉さんに教えてもらった道をたどって、牛乳プリンのお店にいきました。椅子に座ったら、日本語のメニューを持って来てくれました。なんで分かるんでしょうね、日本人て。牛乳プリンと卵プリン、ココナッツジュース、小豆ミルクをたのみました。なかでも牛乳プリンは絶品でした。日本でも売り出してくれないもんでしょうかねえ。

一日目からハードに動きました。始めっからこんなけがんばってどないすんねん、と思うけど、これが後に悔いを残さないことになったのでした。

このページの最初に戻る


(^◎^)ぶたこぶふぁみりぃ香港珍道中その2

1999年9月16日
二日目:
夜が明ける前から、窓ガラスががたがたとゆれている。部屋中が妙にきしんでいる。おかあさんはせわしなく部屋の中をあっちこっちとうろうろしている。テレビをつけたら、「Tyhoon Special」という題字と、SOSの発信音。キャスターの後ろには「+10」のでっかい文字。窓ガラスは作り付けで、絶対隙間なんかないはずなのに、びゅーびゅー風の音が聞こえてくる。部屋の中のシャンデリアも揺れている。窓も、割れそうなくらいに揺れている。

どうせ半日くらいで通過するやろうと高をくくっていたのでした。朝食をとりにホテルのレストランへ(今回のツアーは朝食付なのだ。これが幸いした。なにしろお店は全部休みなんやから)。バイキング形式で、パンやらソーセージやらサラダやらフルーツやらをいっぱいとって(この辺があさましいところですが)おなかいっぱいにする。このホテルのパンはおいしいので有名らしい。具を選んで、その場でオムレツを作ってくれるサービスもありました。これはあしたの楽しみにおいておこう。

さて、部屋に戻ってテレビをつけてみました。広東語で、何を喋っているのかは分かりませんが、「+10」の表示が画面の隅に出っぱなし(^◎^;)。つまり、台風直撃中、ということですわ。

こうなると、とにかく一般のお店は全然開いていないってことです。で、わたしらの泊まっているホテルの、1階から3階部分がショッピングモールになっているんですね。隣にはシャングリラと同じぐらいの規模のホテルも建っているし、ショッピングモールは建物の中、ホテルの一部みたいになってるから、ひょっとしたら一部だけでも開いているのでは、とかすかな期待を胸にショッピングモールへと降りていったのでした。が、開いていたのはマクドナルドと、フードコートの中のファーストフードやさんが1軒だけ(^◎^;)。3フロアにわたっていーーっぱいならんだブランド店は、全部シャッターが降りていました。端から端まで、文字どおりのウィンドウショッピングを楽しめましたが(^◎^;)。

ショッピングモールの2階部分が、隣のビルと渡り廊下でつながっていました。香港のビルとビルって、渡り廊下でつながっているのがいっぱいなんです。信号を渡る必要があんまりないようになっているのです。で、その渡り廊下に行ったら(ガラス張りでしたが)雨が真っ正面から降って来ました(^◎^;)。おっきな街路樹が、枝を払ったようになっていたり、小さな街路樹は根元から倒れていたり、何か分からない板切れのようなトタンのようなものが道にころがっていたり・・・こんな風景、初めて見ました。

渡り廊下を渡って隣のビルにいきました。そこもショッピングモールになっているのですが、中まではいろうとしたら、警備員さんらしき人がこわい顔をしてよって来て
「ここは危ないから、入って来たらアカンのじゃ! とっとと廊下のとこまでもどらんかい(~^~)」(と、たぶん言ったんだと思う)追い返されてしまいました。

お昼ご飯はフードコートの開いている店の定食。味は今ひとつ。でも仕方ないよね。開いてる店はこことマクドしかないんだから。その店、お昼のあいだじゅう、行列が絶えませんでした。

部屋に戻ってニュースをチェック。窓ガラスが割れた高層ビルがあったらしい。しかもそこは税務署のビルらしい。部屋の中の税務書類も道に散乱したらしい(なにしろ言葉がよく分からないので(^◎^;)らしいということしかわかりません)。香港では英語の放送局もあって、英語でニュースを流しています。でも英語もよく分かりません(^◎^;)。しかし、英語ニュースの時に出てくる漢字の字幕を見ると、ある程度のことがらは把握できることが分かりました。

いつか台風のレベルが下がるだろうときたいしつつ、テレビをつけっぱなしにしていましたが、「+10」の表示は変わらず。とうとう晩ご飯の時間になってしまいました。ホテルのレストランは高いから敬遠したかったのですが、他に食べるところがないので仕方なく中華料理レストランに入りました。高いだけあって美味しかったですがね。

夜になって、ようやくおさまりかけた外の風景を見ながら(それでも昨日の夜見えていた山の頂上の夜景は、雲の中でした)翌日の天気に期待をして、嵐の一日は過ぎていったのでした。

このページの最初に戻る


(^◎^)ぶたこぶふぁみりぃ香港珍道中その3

1999年9月17日
三日目:
昨日の借りを返すべく(^◎^)朝からショッピングモールへ。きのう散々下見をしたおかげで(^◎^)行きたい店、欲しい品物はすぐ目につきます。チープなスーパーでは、おかあさんも小物入れをいっぱい買ってご満悦。

一旦部屋に戻って荷物を置き、買い物第2弾。中心街の中環(セントラル)へ。ブランド店がずらりと並んで、人がごった返すおおにぎわい。迷子になりそう。ジーパン、Tシャツ、ジャケットなんかを買い込みました。

セントラルからフェリーに乗って対岸の九龍へ。海岸線からの向かい側、香港島の眺めは絵はがきになりそうでした。フェリー降り場のすぐ近くには、ぶたこの狙っていた化粧品のお店が(^oo^)。日本では考えられない値段の化粧品をがっぽり買い込んで、ぶたこはご満悦。

海岸線をずーーと歩いて、高級飲茶やさんへ。気がつくともう2時を回っていました。お昼の時間は3時まで。ま、1時間もあればなんとかなると、豪華な飲茶をいただきました。フカ鰭もあったでよ(^◎^)

九龍のメインストリートを北へ数km歩きました。途中、横道に入ったりしながら。横道に入ると、昨日の台風の影響で看板が落ちた店がそこここに。街路樹が道をとおせんぼしているところも。しばらく行くと、おとつい食べた牛乳プリンの店が。ふふふ。ふたたびめぐりあった牛乳プリン。しかし、おかあさんはややくたびれ気味。あんなけ歩いたらくたびれるわな。

とはいえ、とにかくフェリーにはもう一度乗ってみたい。できればフェリーからの夜景を楽しみたい、と夕方に時間を合わせて、ホテルの喫茶店で休憩がてら30分ほど時間をつぶして、フェリー乗り場へ。フェリーから見る香港島の夜景は、感動ものです。未来都市を見るような錯覚に陥ります。高層ビルばっかりなんやもん。しかも競うようにライトアップしている。

さて、香港といえば忘れてならない観光スポットはピーク(山頂)。登山電車ピークトラムに乗って山頂へ行かなければ。フェリー乗り場からピークトラムの地上駅までは、オープントップの2階建て無料バスに乗りました。もちろん2階に座ります。ここまで来ると周りは日本人ばっかりでした。空いてましたがね。傾いた街路樹に気を付けながら(^◎^;)ピークトラムの駅へ。

わたくし、ピークトラムはただのケーブルカーだと思っていたのですが、じつはただの「電車」だったのですね(^◎^;)。それが急な坂道をどんどん上って行くので、まるでジェットコースターの発進のような気分。目の錯覚とは恐ろしいもので、まわりのビルがどんどん傾いて見えて来るんです。結構スリルがありました。頂上駅からの眺めは、もちろんビューティフル。やや曇り気味でしたがね。

ああ、ほとんどこの一日でやりたいことはやってしまったのでした。しかし、まだ世界最大のエスカレーターも残っている・・・などと考えながら、3日目の夜は更けてゆきました。

このページの最初に戻る


(^◎^)ぶたこぶふぁみりぃ香港珍道中その4

1999年9月18日
四日目:
昨日のハードスケジュールで疲れきったおかあさんを部屋に残し(^◎^)残された半日を存分に楽しむべく、朝からふたりして出かけたのでした。きょうのメインは世界最大最長の「ヒルサイド・エスカレーター」。なんでも山の上に住んでる金持ちが、地上から自分の家に上って来るために作ったのだとか。朝10時までは下りで、10時以降は上りになるんだと。わたしらは朝早くしか行けないので、下りに乗ることにして、エスカレーターの乗り口を目指しました。

地図で見るとホテルから30分ぐらいの道のり。途中公園や動植物園(無料です)を通り抜けると近道らしい。しかし、これが、けっこうな山道で(^◎^;)しかも台風のおかげで折れた木が散乱している。地図で見たら30分ぐらいの道のりなのに、坂が多くてくたびれました。ようやくたどり着いたエスカレータの乗り口は、まさに住宅街の真ん中というか、何の変哲もない道端に忽然とあるのです。左側をあけて、歩く人を通してあげるのは関西風(^◎^)。わたしらはもう歩く気力はなかったです。
世界最大といっても、小さなエスカレーターが何個か連なっているんですね。途中から乗って来る人も居たりして、生活に密着していることがわかります。普段着のおばさんとかが乗って来たりしますからね。エスカレーターから見る町の風景はイタリア風(行ったことないけど)。ベランダに洗濯ものが干してあったり、鉢植えの花が飾ってあったり。

終点は昨日もショッピングを楽しんだセントラルの駅。ま、時間もあるし、最後やからゆっくり町を楽しもうと、歩いてホテルまで帰ったのでした。さすがに暑かったですな。

帰りは旅行会社のバスで空港へ。途中、窓ガラスが無残に割れまくっている税務署のビルの前も通りました(^◎^)。いやあ、本当にいい経験ができましたわい。

このページの最初に戻る